lanケーブルとWi-Fiの違いとそれぞれの利点

lanケーブルとWi-Fiの2つが、今現在メジャーなネット通信の手段です。

それぞれに気をつけたい点とメリットがあります。まずlanケーブルの注意点ですが、ケーブルの届く範囲にしか製品が設置出来ません。lanケーブルの端子は部屋の四隅に置かれている事が多く、基本的にテレビやパソコンはそこに設置しなければいけません。一方でlanケーブルのメリットですが、ネット通信の速度がとても良好なところです。高速アクセスが常に可能であり、動画のストリーミング配信をよく利用する方には大変オススメです。

低速回線で動画サイトを閲覧すると、コンテンツの読み込みに時間がかかったり画質が低下したり、エラーがしばしば発生します。大容量のデータを送受信する際もlanケーブルの方が優位です。OSの大規模な更新、パソコンソフトの更新や脆弱性修正用のファイルなども素早く取り寄せられます。オンラインストレージへ迅速に動画や音楽のデータを預けられるのも利点です。

デスクトップパソコンや大型テレビには有線LANの端子があり、接続は簡単で確実です。Wi-Fiは基本的に有線LANとは違い、ワイヤレスで機器同士を結びつけます。有線とは違い、常にケーブルレスでネット利用が可能で、製品の設置場所の自由度が上がるのです。一方でWi-Fiは障害物に弱い、電波干渉のリスクが高いといった違いがあります。通信速度は平均的で、周囲の環境や自宅の間取りによって速度が低下しやすいのが難点です。