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塩化カルシウムはケーブル結束バンドの天敵

ナイロン製の結束バンドは、ホームセンターや100円ショップなどで簡単に入手できますし、耐久性もありケーブルを束ねたり目印として付けておいたいりと様々な用途に使えて大変便利なアイテムです。

基本的に腐ったりすることもないので、何年でもずっと使い続けられます。しかし万能に思える結束バンドも、塩化ナトリウムや塩化カルシウムなどには注意しなければいけません。いわゆる塩害と言われているもので、これを受けてしまうと無敵と思われていた結束バンドもあっという間に劣化してしまうことがあります。塩化ナトリウムというのはいわゆる「塩」のことで、これは主に海に近い地域などで襲いかかってきます。

海からの風にのって塩化ナトリウムが飛来し、結束バンドに付着すると、徐々に結束バンドを劣化させ、しまいには切れてしまうこともあります。バンドが切れれば束ねていたケーブルが散乱し大きなトラブルを引き起こしかねません。

海辺でケーブルを束ねる場合は、塩化ナトリウムが付着しないように覆いをするとか、紐などの他の方法で束ねるなどした方がいいでしょう。塩化カルシウムは、融雪剤や凍結防止剤などに含まれています。塩化カルシウムもバンドに付着すると、どんどん劣化させていくので要注意です。融雪剤や凍結防止剤は主に雪のたくさん降る地域で使用されるものですから、そのような地域で結束バンドを使う場合は気をつけましょう。塩化ナトリウムや塩化カルシウムの害を受けたくない場合は、塩害に強いバンドを使うという方法もあります。

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