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屋外で用いる配線ダクトを完璧に塗装する技術

配線ダクトは屋内だけではなく、屋外利用をしている場所も多数あります。

電気製品を屋外に設置している住宅では、太陽光発電を設置している住宅や、エアコンを設置している住宅、防犯システムを設置している住宅、後付けの照明器具類を設置している際にも屋外に配線を通していることが実情です。配線ダクトを屋外に設置する際には、本体の色が住宅には相応しくなく、美観を損ねてしまう場合は塗装を施して色合わせをする方法が最も簡単です。屋外利用の場合は高い耐候性が求められ、耐水性や耐摩耗性、耐腐食性も必要です。

手塗り作業の場合はムラが出ることが多いので、塗装を美しく完璧に仕上げるにはスプレーを利用する方法が基本です。ホームセンターでは様々なスプレー缶を販売していますが、必要な道具は耐水ペーパーと下塗り剤のスプレー缶、好みの色のスプレー缶、更にクリアラッカーを用いると完璧です。この選択肢で注意が必要なことはあり、水性ではなく油性ラッカーを選ぶことです。全てを油性に統一することで、耐候性を高めることができ、下地が溶けてしまうことも無くなります。耐水ペーパーは水で濡らしながら配線ダクト本体の塗装部を磨くために利用します。

特に艶ありの素材では塗料の乗りが悪くなってしまうので、ペーパーを掛けて表面に傷を付ける技術が最適です。その上に下塗り剤をスプレーし、乾燥後に任意のカラースプレーで塗装します。カラースプレーは一度で塗るのではなく、3回程度に分けて塗ることも欠かせません。1度で仕上げようとすると液垂れを起こしてしまうので、複数回に分けることは塗装技術の基本作業です。最後にクリアラッカーを塗る方法で、表面を完璧に保護することができます。

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