屋内外で活用される配線ダクトは、様々な規格品がありますが、長さは1本につき2メートルなど扱いやすいサイズのものを利用できます。
直線状のストレートタイプであることが基本になり、設置する際に壁や床面に取り付ける際にも真っ直ぐに施工する方法が多い傾向にあります。施工事例の中では、単にストレート状に設置する方法だけではなく、角度を付けて取り付けすることも実際には可能です。屋内利用で使うような場面を想定すると、パソコンやOA機器類のケーブルを配線ダクトに収納して、壁側に施工する使い方が最も多いのですが、壁の特定の場所で角度を変えて設置することが必要だったり、直角に曲げて折り返すような施工も不可能ではありません。
直線ではなく角度を付けて曲げるような配線ダクトの加工方法は、ダクトカッターがあれば簡単に角度を決めてカットできます。直角の場合は45度でカットラインを設ける方法ですが、斜め方向に曲げる際には自由な角度でカットする方法はあり、決して難しい作業ではありません。手作業でカットする方は、プリンター用紙などを準備して予めダクトを用紙に置いて角度の位置決めをボールペンなどで書き記すと簡単です。
用紙に書いた図面をそのまま配線ダクトに当ててノコギリなどでカットする方法になり、この程度の作業であれば初心者でも難しくはありません。角合わせが難しいと感じたり、適切な道具類を持っていない状態では、フレキシブルホースを配線ダクト用のパーツとして販売しており、このホースを用いる方法であれば、難しい角度や湾曲部でも設置は可能になります。
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