lanケーブルのコネクタは、一般的にコストなどの兼ね合いによって、プラスチックで作られていることが多いです。
硬く変形しにくいプラスチックなので、通常の使用における耐久性に問題はなく、余程強い力を掛けない限り破損の心配はないです。ただ、固定や取り外しの際に使うツメの部分は弱く、中には数回の使用で破損してしまうlanケーブルもあります。コネクタは固定されているので、一見すると交換できないと思われ、使い捨てにされる結果に繋がります。
lanケーブルはコネクタが単品で販売されていますから、手先が器用な人なら交換してツメの機能を復活させることが可能です。ツメの折れたlanケーブルの復活方法には、外付けのツメを使いする手があって、これを使えばより簡単に復活できます。使い方は簡単で、方向を確認したらコネクタ部分にはめ込むだけと、小学生でもできる作業で済みます。根本から復活させる時間がない、そういうオフィスのような忙しい現場であっても、直ぐに復活できるのが魅力です。
無線などの高周波が飛び交う環境では、金属製のコネクタを採用したlanケーブルが最適です。金属素材なのはシールドを目的としていて、隙間から入り込む無線の電波などを遮断することができます。外来ノイズの影響が減ると、結果的に通信速度が出るようになったり、体感的な通信の快適性がアップします。ツメ部分は相変わらずプラスチック製で、折れれば固定に支障が出ますが、耐久性が考えられている製品ならこの部分も強化されています。
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